「職場のみんな私のことを馬鹿にしている」

「誰も私のことを認めてくれない」

「あの人はいつもああやって私を蔑ろにする」

 

 

 

 

人の悩み相談や愚痴を聞いていて、
このようなことを相手が口にすることって
ないでしょうか?

「いつも」「みんな」「絶対」
このような単語が相手の口から出てきた場合は、
脳内であることが行われています。

言葉の「一般化」です。

 

 

 

 

私たちは、言葉を使う際、
過去の体験から引き出して使います。

私たちの脳は毎日、膨大な量の情報を、
五感を通して得ています。

常に具体的に、個別に、明確化してものごとを捉えると
細かすぎて、脳は処理しきれません。

だから、情報はこのように一般化されることが多いです。

 

 

 

 

よく子どもが親に、

「〇〇のゲーム、みんな持ってるんだよ!
ボクだけ持っていないのは嫌だ!」

などといっておねだりしますよね。

これも一般化です。

 

 

 

 

同様に、
「東京に住む人は、みんな冷たい」
というのも、一般化です。

たとえば、東京で道を尋ねたら、
3人連続で無視された。

こうなると、たいてい人は
一般化をしてしまいます。

「東京の人は冷たい」という図式を
脳の中に作り上げ、何かあるごとにそれを
引っ張り出して口にしてしまいます。

 

 

 

 

笑い話や軽い雑談などの場合はいいのですが、
もし相手が深く悩んでいたり、
右往左往しているような場合は、

「みんなとは、誰と誰のこと?」
「いつもとは、どんなときのこと?」

と質問をしてみましょう。

 

 

 

 

そうすることで
話はより具体的な方向に進みます。

「みんな、とは言っても、
そう言えば、あの人はいつも私の味方をしてくれるな」

「いつも、とは言っても、
ほめてくれたときもあったなあ。
関係がおかしくなり始めたのは、
そういえば三年前ぐらいからだな」

問題解決の糸口になるかもしれません。

ただし、聞き方は、
尋問口調にならないように注意が必要です。

 

 

 

 

「そうなんだ。みんな馬鹿にしているように感じるんだ。
ところでみんなって、誰のこと?」

 

 

 

このように、

いったんちゃんと相手の言葉を受け取ってから

質問をしましょう。

 

 

 

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