変容心理療法

目で話を聞いてみよう

目は脳がむきだしになった器官、と言われます。
目は口ほどにものを言う、ということわざもありますが、
目はとても正直なんですね。

物事を考えるとき、
視覚的な要素で考える人なのか、
それとも音など聴覚的な要素で考える人なのか、

あるいは身体の感覚で考える人なのか、
視線の動きで相手のタイプが分かります。

たとえば、
「海に行った時のことを思い出してください」
と言ったとき、

人それぞれ、
驚くほど視線の方向が違います。

考えるときに視線が上にいくひとは、
視覚要素を思い描いています。
場所、人の顔、形や色を思い出したり
考えたりしています。

横方向に目が動くのは、音や声、
音楽などを思い出しています。

また、文章を考えたり、論理的な思考をしているときには
比較的ゆっくりと視線が左右に動きます。

言葉を探しているのです。
また、目が下に向くのは、
味やにおい、熱い、冷たいなどの体の感覚などを思い出したり、
怒りや悲しみ、不安、などの感情を伴う感覚に
アクセスしています。

相手がどの方向に視線をよく動かしているかで、
相手のタイプが分かります。

相手のタイプが分かれば、
どういったコミュニケーションが有効か
分かります。

視線が上に行く
視覚タイプの人であれば、
視覚的要素を使った言葉などで
アプローチすれば響きやすいでしょう。

また、視覚タイプの人には、
何かを説明するときは、
絵や画像で見せるのが
一番ピンときます。

視線が横方向に動く
聴覚タイプの人であれば、

音や言葉に敏感なので
音を表す言葉を多く使ってアプローチすると
伝わりやすいでしょう。

(「心に響く」、「波長が合う」、など)
目線が下にいきやすい
身体感覚タイプの人であれば、

身体の感覚にアクセスするような言葉を使ったり、
実際の手触りや肌触りを感じてもらって
アプローチするのが一番です。

ちなみに、記憶を探すときには左側、
未来のことを考えたりするときは右側に
視線がいくといわれます。

何かを質問した時、
視線が右側を向いていたら
「嘘をついているとき」とよく言われたりしますね。

普段話していて、
相手の視線に意識を置く、ということは
あまり無いと思います。

自分の目も動きますから、
相手の目の動きを気にして会話するのは
けっこう大変です。

大変なだけに、観察力はすごいアップしますし、
目の動きで、言葉を交わすよりも
相手のことが分かることもあります。

耳だけでなく、
目で話を聞くというのも、
とても大切です。

相手の視線を観察しながら
話を聞く訓練も
ぜひチャレンジしてみましょう。

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