
人の話を聞く行為は、どちらかというと
「受動的」「受け身」
と考える人もいるかもしれないですが、
聞き方にも、
“積極的な聞き方”と“消極的な聞き方”があります。
◆パッシブ・リスニング
プロのカウンセラーは、
たくさんの聞き方の技術を持って
クライアントの感情を受け止めます。
「そうですね」「なるほど」「ふんふん」
など相槌をうったり、
ときには沈黙をすることも有効です。
しかし、このような聞き方だけだと
相手が物足りなく感じるときがあります。
言葉がほとんど無いので
自分の言うことを本当に理解してくれているか
よく分からないのです。
このような聞き方は、
「パッシブ・リスニング」と言われます。
訳すると、「受動的な聞き方」。
消極的な聞き方、と言ってもいいかもしれません。
根底に信頼関係があれば別ですが
普段の会話においては、
パッシブ・リスニングで共感している姿勢を示すのは
とても難しいと言えます。
◆アクティブ・リスニング
「あなたの話を聞いていますよ」ということを示すには、
オウム返しが有効です。
ただ相手が言った言葉を繰り返すことで、
“自分の話をちゃんと受け止めてもらっている”
“自分のことを理解してくれている”
と感じさせることができます。
オウム返しは、「バックトラック」とも言われます。
また、「アクティブ・リスニング」の一種とも言われます。
「アクティブ・リスニング」は、日本語に訳すと
「能動的な聞き方」。
積極的傾聴、とも言われます。
◆押さえておくべきオウム返しのポイント
オウム返しには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。
ひとつは、
基本は相手の言葉をそのまま使うこと。
たとえば、
「この間、上司に呼び出されて怒られたんだ。
ほんとに頭に来たよ」
「そうか、腹が立ったんだ~」
自分にとっては、「頭に来た=腹が立った」かもしれませんが
相手にとっては違うかもしれません。
このように、相手の言葉を言い換えることはしないほうがいいのです。
言葉は、人によって微妙に意味やニュアンスが違います。
この場合、「頭に来たんだ」と言う方が効果的です。
二つ目は、
語尾をつける場合は、
“~ですか”ではなく
“~ですね”と言うようにすること。
「来週からハワイに行くんだけど、
なんと初めての海外旅行なんですよ!」
「へえ、初めてなんですか」
このように、“~ですか”という表現は、
疑問詞に近いニュアンスになります。
“~ですね”と言うほうが
相手の潜在意識に入っていきやすいのです。
この場合だと、
「へえ、初めてなんですね」
こう言いましょう。
◆「松橋式オウム返し」
セミナーでお伝えしている、
「松橋式オウム返し」があります。
松橋式は、「単語一発オウム返し」です。
「こないださ、初めてハワイに行ったんだけど」
「ハワイ!」
「そうそう。
なんとこれが30年生きてきて、初めての海外旅行だったわけ」
「初めて!」
「ワクワクしながら行ったんだけど、
すごいトラブルに遭っちゃってさあ」
「トラブル?」
このように、語尾に「~ですか」「~ですね」をつけずに、
単語だけを繰り返します。
これだと、会話がテンポよく進みます。
語尾をつけようとすると、
相手が言いたいキーワードを
逃してしまいがちにもなるので、
単語だけを拾う、このやり方はとてもおススメです。
相手が早口の人や
興奮して早口になっている場合などは
特に有効です。
セミナーでは、この松橋式オウム返しのように、
どの本にも載っていない私独自のテクニックやノウハウも
お伝えしています。
私が今までの経験から得たものを
惜しみなく伝授しますので
ぜひ一度参加してみてくださいね。
=================
=================
★『日本聴き方協会 公式メルマガ』
聴き方スキルをメインに、
人生の質を上げるための情報をメルマガでお届けします。
詳細はこちらをクリック。
→『メルマガ登録』
★『聴き方カウンセリング』
『聴き方カウンセリング』がオススメな理由。
それは、人に話すことで、心から悩みが離されていくからです。
詳細はこちらからどうぞ。
→『聴き方カウンセリング』
★『2級カウンセラー認定講座』
2時間半で『聴き方のプロ』のスキルが習得できます。
詳細はこちらからどうぞ。
→『2級カウンセラー認定講座』
★『1級カウンセラー認定講座』
「他人の悩みを解消する力」「人に貢献できる力」
を一日集中で身につけるセミナーです。
詳細はこちらからどうぞ。
→『1級カウンセラー認定講座』
『自信プログラム』
2日間で心を癒やす究極の技術を身につけるセミナーです。
詳細はこちらからどうぞ。
→『自信プログラム』https://kikikata.jp/jikokouteikan/