変容心理療法

松橋式オウム返し

人の話を聞く行為は、どちらかというと
「受動的」「受け身」
と考える人もいるかもしれないですが、

聞き方にも、
積極的な聞き方消極的な聞き方があります。

パッシブ・リスニング

プロのカウンセラーは、
たくさんの聞き方の技術を持って
クライアントの感情を受け止めます。

「そうですね」「なるほど」「ふんふん」
など相槌をうったり、
ときには沈黙をすることも有効です。

しかし、このような聞き方だけだと
相手が物足りなく感じるときがあります。

言葉がほとんど無いので
自分の言うことを本当に理解してくれているか
よく分からないのです。

このような聞き方は、
「パッシブ・リスニング」と言われます。
訳すると、「受動的な聞き方」。
消極的な聞き方、と言ってもいいかもしれません。

根底に信頼関係があれば別ですが
普段の会話においては、
パッシブ・リスニングで共感している姿勢を示すのは
とても難しいと言えます。

アクティブ・リスニング

「あなたの話を聞いていますよ」ということを示すには、
オウム返しが有効です。

ただ相手が言った言葉を繰り返すことで、
自分の話をちゃんと受け止めてもらっている
自分のことを理解してくれている
と感じさせることができます。

オウム返しは、「バックトラック」とも言われます。
また、「アクティブ・リスニング」の一種とも言われます。

「アクティブ・リスニング」は、日本語に訳すと
「能動的な聞き方」。
積極的傾聴、とも言われます。

押さえておくべきオウム返しのポイント

オウム返しには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。
ひとつは、
基本は相手の言葉をそのまま使うこと。

たとえば、
「この間、上司に呼び出されて怒られたんだ。
ほんとに頭に来たよ」
「そうか、腹が立ったんだ~」

自分にとっては、「頭に来た
=腹が立った」かもしれませんが
相手にとっては違うかもしれません。
このように、相手の言葉を言い換えることはしないほうがいいのです。

言葉は、人によって微妙に意味やニュアンスが違います。
この場合、「頭に来たんだ」と言う方が効果的です。

二つ目は、
語尾をつける場合は、
~ですかではなく
~ですねと言うようにすること。

「来週からハワイに行くんだけど、
なんと初めての海外旅行なんですよ!」
「へえ、初めてなんですか」

このように、
~ですかという表現は、
疑問詞に近いニュアンスになります。
~ですねと言うほうが
相手の潜在意識に入っていきやすいのです。

この場合だと、
「へえ、初めてなんですね」
こう言いましょう。

「松橋式オウム返し」

セミナーでお伝えしている、
「松橋式オウム返し」があります。
松橋式は、「単語一発オウム返し」です。

「こないださ、初めてハワイに行ったんだけど」
「ハワイ!」
「そうそう。
なんとこれが30年生きてきて、初めての海外旅行だったわけ」

「初めて!」
「ワクワクしながら行ったんだけど、
すごいトラブルに遭っちゃってさあ」
「トラブル?」

このように、語尾に「~ですか」「~ですね」をつけずに、
単語だけを繰り返します。
これだと、会話がテンポよく進みます。

語尾をつけようとすると、
相手が言いたいキーワードを
逃してしまいがちにもなるので、
単語だけを拾う、このやり方はとてもおススメです。

相手が早口の人や
興奮して早口になっている場合などは
特に有効です。

セミナーでは、この松橋式オウム返しのように、
どの本にも載っていない私独自のテクニックやノウハウも
お伝えしています。

私が今までの経験から得たものを
惜しみなく伝授しますので
ぜひ一度参加してみてくださいね。

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