NLPプラクティショナー オンラインコース

オウム返しをマスターしよう

「あなたの話を聞いていますよ」ということを示すには、
オウム返しが有効です。

ただ相手が言った言葉を繰り返すことで、
自分の話をちゃんと受け止めてもらっている
自分のことを理解してくれている
と感じさせることができます。

オウム返しは、「バックトラック」とも言われます。
バックトラックは、録音したテープを巻き戻すという
意味からきています。
バックトラックには、二種類あります。

1.言葉のバックトラック
「週末に、夫婦で九州に行ってきたんですよ」
「へえ、九州に行ってきたんですね」
このように、相手の言葉をそのままオウム返しするやり方です。

2.意味のバックトラック
「週末に、夫婦と九州に行ってきたんですよ」
「へえ、九州は食べ物が美味しいですよね」

もしくは
「へえ、奥さん喜んでたんじゃないですか」
このように、

相手の言葉をそのままではなく、
伝えたい意味を掴んで
返していくパターンです。

けっこうたくさんの方が、
2.意味のバックトラックを使っています。

一見、2.のほうが相手に対して気が利いていて
話をよく理解しているように思えるかもしれませんが、
実は2.は、かなり危険度が高い返し方です。

自分の思い込みで、相手の話を先回りしてしまっている可能性が
高いからです。

もちろん、その思い込みがばっちりハマって
大きな反応が返ってくることもあるでしょう。

しかし、たいていは
相手の意図を外したことを返してしまっている場合が多いのです。

相手は九州で遭遇したトラブルについて話したかったのかもしれないし、
そこで起きた奥さんとのいざこざについて話したかったのかもしれない。

「へえ、九州は食べ物が美味しいですよね」
「へえ、奥さん喜んでたんじゃないですか」

このように返すことで、
相手が本当に話したいことを遮り、
話す気を削いでしまっている可能性があります。

話を聞けない人たちに多い癖は、
「自分の思いこみを押し付けてしまうこと」です。

オウム返しをするときは、
自分の思いこみを排除し、
相手の言葉をそのまま返すようにしましょう。

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