変容心理療法

言葉に頼らない

言葉に頼りすぎたコミュニケーションをしていませんか?
コミュニケーションは、
「何を言ったか」というのは、
それほど重要ではありません。

「どのように言ったか」が大切です。
たとえば、
「ごめんなさい」という言葉。

口ではそう言ってても、
ムっとしている表情や、
自分から目をそらして言っていたら、
どうでしょうか?

心から謝ってもらっているとは、
とても思えないですよね。

人は、言葉では何とでも言うことができるのです。
でも、顔の表情や仕草、声までは、
人はそうそう偽れるものではありません。

命令したことに対して、
「わかりました」と言った部下。

ところが、部屋を出るとき、
扉を強く閉めて出て行きました。

これは、言葉では了解を示したけれど、
本当は納得していない、という合図かもしれません。

一度分かったと言ったんだから、
やってくれるだろう。

このように、言葉通りに受け取り、
上司が部下の気持ちに何も対応しないままだと、
部下は後で仕事への不満を外に漏らしてしまうかもしれません。

職場が嫌になって、仕事放棄をして
いきなり辞めてしまう、ということもあり得ます。

企業における不祥事は、
このようなことが原因で
多くは起こるのではないでしょうか。

言葉に頼りすぎて、
相手の心を理解しようという気持ちが
欠けているのです。

言葉に頼りすぎると、
コミュニケーションは失敗します。

コミュニケーションを取るときは、
相手の様子をよく観察し、
気持ちを読み取ることも大切です。

口では「大丈夫です」と言っているけど、
いつもより元気がなく、不安そうな部下。

「本当に大丈夫かな?
なんだかいつもより元気がないように見えるんだけど。
不安なところがあるとしたら、どんなこと?
教えてくれたら助かるな」

このように言ってくれると、
ホッとして、人は本心を打ち明けやすくなります。

人は、自分のことを理解してくれようとしない人には、
なかなか心を開かないものです。

しかし、自分のことをよく観察して、
気にかけてくれていることが分かる人には、
心を開きます。

本当はどう思っているのか、
何を考えているのかというのは、
口にしなくても行動を通して伝わるものです。

まずは、相手の目をきちんと見ましょう。
何かをしながら相手の話を聞くのではなく、
ちゃんと相手を見据えて、言葉を交わしましょう。

相手をよく観察し、
言葉に頼らない
コミュニケーションをしてみましょう。

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