変容心理療法

聞きにくいことを聞く方法

相手のことをもっと知りたい。
相手についてもっと情報を得たい。
だけどストレートに訊くのはちょっと
というとき、ありますよね。

気になる異性がいたら、
結婚してるのかとか、付き合っている人はいるのか、
知りたくなると思います。

「付き合ってる人っているんですか?」
と聞くのが一番早いですが、それができれば苦労はありません(笑)。
そんなときは、「仮定」を使って訊ねてみましょう。

「〇〇さんの彼女(奥様)って、幸せものですね」
このように、付き合っている人がいると仮定して話をしてみるのです。
付き合っている人や奥さんがいないなら、相手は否定するでしょう。

営業の場面でも使えます。
営業では、お客さんの情報収集はとても大切です。

お客さんも、最初は営業マンに警戒している場合が多いので、
ストレートに尋ねても素直に教えてくれなかったり、
正直に答えてくれないときもあります。

年齢を知りたいときは、
相手の女性が40代ぐらいかな、と思ったら、
30代ぐらいのつもりで話してみましょう。

「奥様、お子さんは幼稚園ぐらいでしょうか?」
「ええ!?高校生ですか!?そんな大きいお子さんがいらっしゃるように
見えませんでした。すると、ご結婚は学生のころですか?」

ポイントは、
相手が喜ぶような仮定を使うことです。
そうすれば会話が弾みますし、
相手の方にとにかく喜んでもらうことが、
心の扉を開く第一歩ですからね。

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