今日は、「聴き方のプロのポイント」についてお伝えしていきます。
●聴き方のプロとは?
聴き方のプロは、カウンセラーです。
カウンセラーは、心に大きな悩みや問題を抱えた人を癒す、治す仕事です。
そのため、一般的な聴き方では対応ができません。
一般の人も「この人には話しても大丈夫だ」このように安心感を抱かなければ、本音を話してくれません。
「短い時間で話し手に信頼してもらう」
「話し手が話をしたくなるように聴く」
「話し手が話をするまで焦らず、急かさず、じっくり待つ」
「話しやすい雰囲気づくりに徹する」
「聴き手の意見やアドバイスは一切しない」
「聴き手の興味や関心から質問して話をさえぎらない」
信頼関係を築いた上で、心の奥底に届く質問をします。
すると、黙って考え始め、言葉を口にするまで、時間がかかるクライアントもいます。
人にもよりますが、10分〜15分以上、沈黙する人もいるのです。
「黙っていてもいいんだ」という安心感を抱いてもらえるような聴き方が相手の心を開きます。
●心を開いてもらう聴き方とは?
心を開いてもらう聴き方は、聴き手が自分のことは話しないことです。
常に相手に寄り添い、意識の矢印を相手に向けること。
聴く時の姿勢や態度が重要なのです。
具体的には、相手の心に寄り添う「マインド」と一瞬で信頼関係を築く「スキル」があります。
特に顔の表情は、話し手の心を開くのに効果的です。
日本聴き方協会主催の講座では、「マインド」と「スキル」をワーク形式で習得できます。
私は日本聴き方協会主催の講座に参加した際、聴く練習を数十回しました。
「聴くことって、こんなに難しいことだったのか・・・」
今まで自分が相手の話を聴いていないことに気づかされました。
正直に言います。
以前の私の「聴き方」に抱いていたイメージは、「聴くことって、なんだか地味だよな」というイメージ。
しかし、練習していく中で、イメージを180度大きく覆す、多くの気づきや発見があったのです。
「聴くことって、こんなにすごい効果があったのか!」
心が踊りだす感覚を抱いたことを今でも体全身が覚えています。
本当に感動しました。
あなたにも、私が味わった感動を一度、味わってほしいと思っています。
みなさまが、
「聴く力」で笑い声と笑顔あふれる人生になりますように。
心をこめて。
一般社団法人日本聴き方協会 松橋良紀
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