
話を聞いているとき、
「目線」をどうすればいいか?
悩んでいる方も多いと思います。
話している相手をじーっと見つめ続けるのは
相手に圧迫感を与えてしまいます。
また、キョロキョロと目線が泳がせていると、
せわしない印象を与え、
相手に「話を聞いてもらっていない」と
感じさせてしまいます。
そこで、おススメなのが、
「目線のペーシング」です。
ペーシングは、
相手と動きや声のトーン、言葉の使い方を
合わせることです。
そうすることによって、
「この人とは波長が合う」
「話をちゃんと聞いてもらっている」
と感じてもらうことができます。
ペーシングは、
目の使い方にも応用ができます。
話すとき、人の目線は
いろんな方向に動きます。
目線のペーシングは、
「相手と目を合わせる」というよりも、
「相手と同じ方向を見る」のです。
特に、相手が沈黙したとき、
考え込んだときの目線に
注目してみましょう。
相手が沈黙し、
何かを考えるように宙を見たなら
自分も上を見る。
相手が下を向いて何かを考え込んでいるようなら、
自分も下を見る。
相手と同じ方向を見ながら話を聞くと、
相手もリラックスして話しやすい雰囲気が生まれます。
私は、売れない営業マンだったころ、
沈黙が怖くて、相手が沈黙をすると、
返事を待てず、すぐに話し出していました。
話を変えたり、
訊かれてもいないことをべらべらと話したり…。
これではお客さんと信頼関係を築けることなんてありません。
カウンセラー養成講座に通い始め、
聞き方の技術を学ぶようになってからは、
目線の使い方にも注意を配るようになりました。
特に、相手が沈黙したとき、
それまでだと沈黙に耐えられず自分から話していたのを辞めて、
相手と同じ方向を見るようにしました。
すると、今まで無口だと思っていたお客さんが
やがて口を開き、たくさん話をしてくれるようになったのです。
相手の顔をじっと見たり、
話したりするのではなく、
相手と同じ方向を見つめることによって、
相手は待たせているプレッシャーから解放されて
じっくりと自分の考えを自分のスピードで語ることができます。
「目線のペーシング」、
ぜひ意識して使ってみてください。
『愛とはお互い見つめあうことではなく、
共に同じ方向を見つめることだ』
サン・テグジュベリ
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